44、行きづまりが多いのは 自分が裸になれないからだ。

今日は年始の挨拶で群馬県北部を廻らせていただきました。

先月の大雪も、嘘のように道路には雪がありません。

入社して17年経ちますが、ここ数年雪が少ない様に感じます。

入社間もない頃、年頭の県北部の挨拶廻りは雪が多く、スタットレスタイヤなしでは、

廻れませんでしたが、ここ数年、道路にはほとんど雪がなく拍子抜けした感じです。

お客様も世代が若くなり、皆さんそれぞれの立場をわきまえ、

立ち位置を模索し、会社を牽引しています。

私も40半ばを過ぎ、教えられる事よりも、教え伝える事も多くなりました。

伝える事は難しい事です。どう伝えたら理解してもらえるのか。さてさて、、、。

今日訪問した、お客様の事務所には、作家であり講師の石川洋(いしかわ よう)氏の

『自戒』が貼られていました。

先入観をもってはいけませんが、お客様と詩の接点が見つからず、

詩とのギャップ、この振り幅に、にやにやしてしまいました。

お土産物にプリントされている様な誰でも共感出来る内容です。

 

詩はこんな詩です。

「自戒」   石川洋
つらいことが多いのは 感謝をしないからだ  
苦しいことが多いのは 自分に甘えがあるからだ
悲しいことが多いのは 自分のことしか分らないからだ
心配する事が多いのは 今をけんめいに生きていないからだ
行きづまりが多いのは 自分が裸になれないからだ

石川洋的『五戒』です。

この文に初めて触れたのは、確かPHPの冊子か文庫本だった様に記憶している。

人間としての、基本の思いやり、感謝、生きていくことを教えていただける

本だと思います。 戒めの詩としては、琴線にふれる方が多いのではないでしょうか。

明日のことは誰にもわかりません。

わからないけれど、今日なすべきことを一生懸命にすることが、大事ですよね。

まさに、誰の心にも当てはまる、心に響く自戒ではないでしょうか。

自我よりも、物事や相手と、いかに向き合うか。

以前も述べましたが、つまらぬプライドや見栄は必要ありません。

「ええかっこしー」は所詮うわべだけで、何も変わりません。

変化することは、思いやり・ホスピタリティーに尽きる気がします。

仕事ですから、数字・利益にこだわらなくてはなりません。

数字・利益を上げるには、思いやり・気遣いだと勝手に思っています。