128、温風(おんぷう)と心太(ところてん)

 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。

温風と聞くと「冬の暖房の風」を想像しますが、

本来は南風で、この時期の夏の季語だそうです。

数日前までは、まったく太陽にお目にかかれず、10日間で30分位の日照時間です。

ところが、ここ数日、尋常ではない暑さが続いています。

今日の伊勢崎市はついに39度です。まさに外に出ると熱風です。

温風がぴったりと響きます。

近隣の館林市は今年日本一の暑さ、39,3度だそうです。

外は夏の雲、我が家のワンちゃんも、クーラーの近くでギブアップです。

 

この季節、ちょうど酸っぱいもの、喉越しのよい冷たいものを体が欲しがっています。

そうですね。心太(ところてん)です。

季節の手帳を読んでいると、『ところてん』の面白い記事を見つけました。

海藻の天草から作られる『ところてん』は、日本独特の食べ物で、

平安時代から食べられていて、当時は心太(こころぶと)と呼ばれていたそうです。

一説によると「心太(こころぶと)」を「心天(こころてん)」と聞き違い、

それがところてんになったとも言われているそうです。

「心太(こころぶと)」は心が動かない様子を表す時にも用いられた言葉だそうです。

動じない心、強い意志です。 

心太にあやかり、暑さを乗り切りたいものです。