133、錦秋の北東北へ。

先週末、二年ぶりに北東北三県、青森・秋田・岩手を訪れました。

訪問させていただきましたお客様におかれましては、ありがとうございました。

関東では雨のぐづつく週末と聞きましたが、北東北は三日間ともに快晴に恵まれ、

まさに錦秋です。経験したことがない燃えるような紅葉でした。

初日の青森県は、十和田ICから奥入瀬経由で八戸へ向かいました。

奥入瀬は初めて通りましたが、噂にたがわぬ素晴らしい景色の道です。

一度は訪れたくなるのも頷けます。 八戸から弘前に抜けるのに

八甲田山の横を通過しましたが、前日の初冠雪で気温も2~3度で寒い寒い。

もう冬が近づいています。

弘前市はリンゴの収穫におおあらわな様子です。

色づきを付ける銀シートがあちこちで反射しています。収穫ももうすぐですね。

岩木山も津軽平野を見守る様に、でんと構えています。

 

二日目は岩手県八幡平市に移動しました。

西根はホウレンソウの産地です。この火山灰土の風土と気候が、

ホウレン草には適しているのだと納得です。

秋田県大仙市に向かうため、八幡平アスピーテラインを通ります。

息をのむ素晴らしい錦秋に出会いました。こんな紅葉は経験がありません。

打ち合わせが終了したので、遅い昼食を済ませ、乳頭温泉郷に立ち寄りました。

乳頭温泉郷の看板「鶴の湯温泉」に行きましたが、

残念ながら日帰り入浴時間は過ぎてしまい 入れません。

さらに奥の「黒湯温泉」に向かいます。

すでに夕刻でしたが、旅館のご好意で入湯させていただきました。

温泉マニアの憧れの乳頭温泉です。噂にたがわぬ温泉でした。

乳白色で湯の華が舞っています。

乳頭温泉はブナ林の中に温泉があるので、

錦秋にふさわしい景色が約束されている様です。

素晴らしいロケーションと降るような紅葉、

火の打ちどころがありません。体の芯から温まるよい湯でした。

今回も地の美味しい食べ物に出会いました。

黒石やきそば。稲庭うどん。盛岡冷麺。

美味しい東北です。

東北の皆さんは、懐に入らせてもらうと、温かい人ばかりです。

燃え盛る紅葉の中、冬の足音が聞こえました。 

 

 

131、考える・見る・思う。

8月の前半は、連日35度を超える記録的な酷暑、外に出れば熱風。

お盆を過ぎると一転、急激に気温も下がり。 秋雨が早々と停滞。

涼しい日、曇天や雨の日が続く。 そして、記録的な豪雨。

毎日が曇天。気が滅入る。 グレーの厚い雨雲で覆われる。ゆうつうだ。

 冬場の日本海側、北陸や新潟の人たちが、

月に数日しか太陽が見れず、気が滅入ると言っていた事を思い出した。

なるほど太陽はありがたい。 秋雨の晴れ間は、気持ち良いほどの高い空だ。

 ここのところ、沢山の方々とお会いしますが、男女ともに魅力的な人は、

皆さん共通して、「なぜ。なに、と考える。」「いろんな物をよく見て、思う。」

好奇心旺盛で、素直です。

丁寧に生きているひとを見ていると、素敵な人生を過ごしてらっしゃるなと思います。

いつも元気で、健康であることに感謝し、素直に物事に向き合っています。

何より楽しく生きている気がします。

ああいう風に年を重ねたい、恰好いいなと、楽しいなと思う人が周りにいる事は幸せです。

 

 そして先日は足利市のワイナリーを訪れました。

ココ・ファーム・ワイナリー      http://cocowine.com/

素敵な建物と雰囲気。 ブドウ棚が涼しげです。

 

収穫の季節の前ですので。ゆっくりと時間が流れています。

時間の流れ方って、本当に違います。

実にゆったりしてます。その良さは言い表しがたいです。

ワインを1本、お土産にしました。(足利呱呱和飲 2014)

家でワインを開けましたが、コルクを抜くと、時間がゆっくりと流れ始めました。

豊かさとはこうだよと教えられた気がしました。

 

128、温風(おんぷう)と心太(ところてん)

 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。

温風と聞くと「冬の暖房の風」を想像しますが、

本来は南風で、この時期の夏の季語だそうです。

数日前までは、まったく太陽にお目にかかれず、10日間で30分位の日照時間です。

ところが、ここ数日、尋常ではない暑さが続いています。

今日の伊勢崎市はついに39度です。まさに外に出ると熱風です。

温風がぴったりと響きます。

近隣の館林市は今年日本一の暑さ、39,3度だそうです。

外は夏の雲、我が家のワンちゃんも、クーラーの近くでギブアップです。

 

この季節、ちょうど酸っぱいもの、喉越しのよい冷たいものを体が欲しがっています。

そうですね。心太(ところてん)です。

季節の手帳を読んでいると、『ところてん』の面白い記事を見つけました。

海藻の天草から作られる『ところてん』は、日本独特の食べ物で、

平安時代から食べられていて、当時は心太(こころぶと)と呼ばれていたそうです。

一説によると「心太(こころぶと)」を「心天(こころてん)」と聞き違い、

それがところてんになったとも言われているそうです。

「心太(こころぶと)」は心が動かない様子を表す時にも用いられた言葉だそうです。

動じない心、強い意志です。 

心太にあやかり、暑さを乗り切りたいものです。

 

120、忘れない。

 東北を廻ってきました。お客様におかれましては、お世話になりました。

それにしても日本は広い。 同じ東北地方でも太平洋側の宮城県は雪もありませんが、

奥羽山脈を越えた日本海側の山形県では雪も多く残り、だいぶ気候が違います。

同じ山形県でも山形市内と置賜地域も雪の多さは全然違います。

知らない事はおおいものです。

今回は朝日町からから長井市への移動でホワイトアウトです。

地吹雪で視界が真っ白くなり、前が見えなくなります。 ひやひやの運転です。

 

以前、山形県の名物で、「鳥中華」 というお蕎麦屋さんのラーメンをご紹介しましたが、

同じくらい人気があるのが、「肉そば」です。

今回は、あさひ町の太郎亭さんというお蕎麦屋さんでいただきました。

肉そばと聞くと埼玉や群馬の肉うどんを連想し、豚肉かなというイメージでしたが、

この肉そば、お肉は鶏肉です。 鳥中華と同じですね。

しっかりしたお蕎麦と出汁の効いた御つゆ、鶏肉のいい味がでています。

付け合わせにリンゴが出ました。さすが、リンゴの国、朝日町。

しかし、山形は麺類王国です。実においしいです。蕎麦もラーメンも。

お店の裏には、まだまだ沢山の雪です。

 

精力的に山形県を廻って、夜は仙台市に宿泊しました。

久しぶりに夕食を兼ねて、一番町のおでんの老舗 『三吉』さんへ行きました。

以前はよく出かけましたが、数年ぶりでしょうか。

『おでん 三吉』   仙台市 仙台市青葉区一番町4丁目10-8

http://oden-sankichi.com/%e5%ba%97%e8%88%97%e6%83%85%e5%a0%b1/

相変わらず店内はごった返しています。ここのおでん。美味しいんです。具も出汁も。 

私はさんまのすり身が一番すきかも。大根・たまご・さつま揚げは鉄板です。

ロールキャベツもおいしいです。 

寒い夜には一番です。仙台に行く際は立ち寄ってはいかがでしょうか。

今回はお土産に、いまや仙台の新定番のお土産になりつつある

秋保温泉 『さいち』 さんのおはぎを買ってきました。

このおはぎ、秋保温泉の「さいち」さんという小さいスーパーさんのおはぎなのですが、

今や連日の大行列の盛況です。 

程よい甘さ、粒あんの美味しさ、絶妙なバランスのおいしさです。

日で5千個から1万個売れているのですからすごいです。

せっかくですので、秋保温泉の店舗でMRがてら購入してきました。

なんと第3駐車場まであり、店内のレジはフル稼働、どのレジも並んでいます。

おはぎの陳列台までたどり着くのに一苦労。ようやくゲットです。

こんな所まで買いに来させる原動力がわかる感じのおはぎです。

やはり商品の魅力はすごいとつくづく実感しました。

 

帰路は、名取市・岩沼とMRし、相馬へと抜けました。

仙台空港周辺や閖上の辺りは、震災後も訪れ、状況は把握していましたが、

今回、岩沼から相馬まで太平洋沿いに県道を南下してきましたが、

本当に跡形もなく、奪い去った状況に愕然としました。

長く・長く続く防波堤が津波の怖さを語っています。

 

山元町立中浜小学校の横を通りました。

小学校以外はありません。この小学校の屋上で90名にも及ぶ人々が

一夜を明かして、翌日自衛隊に救助されました。

現在は校舎が寂しく、ひとりぼっちの様にあるだけです。 寂しいですね。

この地域も深刻な被害だったと思うと胸が痛いです。

相馬の道の駅には中浜小学校の震災当時の様子が、展示されていました。

 

3月に常磐道が、全線開通になりましたので、相馬から常磐道で帰ります。

高速道路沿いには何か所も線量計が取り付けられています。

浪江町・双葉町・富岡とまだ線量は高めです。

特別な地域を走っているんだと実感する線量計です。

除染で増え続ける、行き場のない汚染土がシートを被り、あちこちで山積みです。

高速からでさえこれだけ見えるのですから、すごい量です。

問題は山積みです。 

個人でも出来ることから、少しづつです。

まず一度訪れて、現状を自分の目で確かめてみるといい。

故郷を奪われた人の気持ちを考えてみるといい。

 

118、大人な京都。

先週、京都を訪問しました。

久しぶりの京都です。

手前の滋賀や、通り越しての大阪はありますが、本当に久しぶりでした。

と言ってもスケジュールに追われ、京都市に宿泊と、

帰りに清水寺に立ち寄るくらいしかできません。(笑)

 

四条河原町のホテルに滞在し、MRに錦市場に出かけました。

四条通りから寺町通りに入り、まずは 錦天満宮でお参りです。

商売人の神社です。関西らしい活気に満ち溢れています。

長い錦市場を歩きましたが、時間が遅くて閉店し始めています。

ゆっくりと散策したかったです。

子供のころには味わえない、今だからわかる大人の京都です。

伝統工芸や洗練された和もの、神社仏閣でゆっくりと時をすごす。

まだまだ先の話ですね。

 

帰りは清水寺に立ち寄りました。

清水坂を登り、朱色の山門をくぐり、境内にはいります。

『清水の舞台』 修学旅行の学生でごった返しています。

こんなに舞台は高かったでしたっけ。記憶がありません。

こんなにも京都市内が見渡せましたっけ?

人間の記憶は曖昧です。 子供の目には大事なものは見えていません。

修学旅行生達の笑い声が絶えません。 何でも楽しいみたいです。 

回りは見えていません。 うらやましい限りです。

年を重ね、もの覚えも悪くなり、老眼も進み、白髪も増え、体は年を取りました。

但し、経験や判断の速さという武器を手に入れ、しばらくは頑張れるでしょう。

大人の京都を感じ取れる年になりました。

 

お土産には最近人気の『西尾の塩八ツ橋』と『千枚漬け』を買いました。

塩八ツ橋は甘さ控えめで、ニッキが苦手な私にも美味しくいただけます。

千枚漬は京都の冬の王道ですね。お土産にもいただきます。

しかし、気が付くと、あっという間に食べられてしまいました。

 

115、震災から20年、あの時。

阪神淡路大震災から20年が経過した。

1995年1月17日午前5時46分。

6434人の方が犠牲になられた未曾有の大震災。

あれから20年、昨日の神戸市での追悼式には、14000人が参列して、

犠牲者の冥福を祈り、未来への力強さを後世に誓っていた。

人は天災の前では非力だ。

しかし日本人の困難に立ち向かう意思ほど強いものはない。

この意志の強さが、復興のスピードを加速する。

神戸市も、建物は驚くほどのスピードで再興しているが、

多くの方々が、市内には住めなくなり、郊外に移住した。

古くから商売を営んでいても、家賃や維持にお金がかかりすぎては、商売が出来ない。

長田区などは、確かに建物は新しくなったが、本当にそれが幸せと感じているのか。

元の木造やバラックで、肩寄せ暮らしていた生活を望んでいたのではないかと。

天災・地震は全てを奪う。

生まれた場所が人のサンクチュアリ(聖地)とすれば、

これを奪われることほど、悲痛な事はない。 

形のないもの・見えないものは、大事なものが多い。

少しでも役に立ちたい。手助けをしたいと、人は望むが、

人は十人十色、それぞれが求めているものが違う。

東日本大震災もそうだが、非力なりに何ができるのかよく耳を傾けたい。

式典のニュースを見ながら考えていた。

 

この年は激動の年だった。

阪神淡路大震災・オーム真理教の地下鉄サリン事件。 異常だ。

その震災前年の94年は、まだバブル経済まっだだ中で、日本中が浮かれていた。

まさにバブリー。仕事で海外へも行ったっけ。

出張先のアメリカでは、サッカーワールドカップアメリカ大会の

開催中だったと記憶している。ロス、サンフランシスコ、フエニックスの空港でも、

サッカーワールドカップ一色だった。

震災翌年の96年に結婚したから来年は結婚20周年だ。

だから震災前後は自分にとってもエポックメイキングな年だった。

 

さて昨日は仕事で秩父に伺いました。

木曜日の雪、伊勢崎はすぐに止みましたが、秩父は少し積もったようです。

伊勢崎から1時間ちょっとで秩父までいけますが、

やはり秩父連山に囲まれた盆地の街。寒いです。

路肩は、あちこちで除雪がしてあります。 武甲山も冬景色です。

 

ランチに珍達そば横瀬店でラーメンをいただきました。

珍達そば、地元では長年愛されているソウルフードです。

店内には創業からの写真が飾ってありました。

珍達そば・横瀬店

〒368-0072 秩父郡横瀬町大字横瀬5291

浅めの中華どんぶりに、醤油ベースのラーメンです。

細麺の麺とスープの愛称がいいです。ネギと豚肉が食欲をそそります。

ラー油や御酢を掛けて食べてるかたもいました。

やはり寒いこの時期、ラーメンは美味しいですね。

 

110、雪、雪、雪。

 これほど長く雪道を移動したのは初めてかもしれない。

普段のスキー場への往復どころでない。長い道のりだった。

水曜日から週末を、南東北と新潟へ、出張して参りました。

お客様におかれましてはお世話になりました。

 連日のニュースで、北陸・日本海側の大寒波、大きく報道されていました。

まさに火中の栗、寒波大雪の中を、ひたすら移動の毎日。

 

初日は福島市までは晴れ。 安達太良山も望め、雪で薄化粧。

しかし山形県米沢市へ抜けると雪国に一変。

さあ、ここからは最終日まで終日の大荒れです。(>_<) 

天童市で遅い昼食。

「地方の麺グランプリ」で準優勝の名店、

『蕎麦店・水車』  http://www3.ocn.ne.jp/~suisya/

お蕎麦屋さんがつくる中華ラーメンですが、

あっさりしていてコクがあり、美味しいラーメンです。

このラーメン『鳥中華』と言います。

お取り寄せランキングでも全国上位ですので、納得のおいしさです。

かなり自分好みの味ですね。

 

 翌朝、山形市内の宿泊先の、ホテルから見る蔵王山も冠雪です。

足元から冷える寒さ、底冷えです。

朝食はバイキングで、そのメニューの中に山形名物『芋煮』がありました。

ご当地の芋煮、里芋もホクホクしていて、出汁も効いてて実に上手い。

山形の芋煮は、地域で2種類ある様ですね。

山形市などの盆地は牛肉が入った醤油ベースの芋煮、

方や庄内地方は豚肉が入った味噌ベースの芋煮だそうです。どちらも美味しいです。

我が家で作る芋煮は醤油ベースです。

味の決め手は『うまいたれ』です。

この『うまいたれ』は米沢市の(株)平山孫兵衛商店 で製造しています。

だし醤油です。 これをつかうと上手さが倍に。 大袈裟化ではありませんよ。

それくらいの上手さです。 山形に行くと必ずスーパーで購入するほど、

我が家の常備品です。

(株)平山孫兵衛商店   http://www.omn.ne.jp/~hirayama/

 

山形から新潟への移動はさらに本当に大変でした。

米沢から会津に抜けるのに、まあ恐い。

降り続ける雪に、肩が凝りました。

 

そして最終日、朝から大雪です。

新潟市内には大雪警報です。 さらに県内も大雪注意報です。

最近、雪の少ない新潟市内でもこれほどの雪は珍しいようです。

ホテルから出ると、ひょうが降ってきました。体にバチバチあたります。

どうなっているのでしょうか。(笑)

帰りの関越道も終始、雪です。特に越後川口から清水トンネルの県境までは、

本当に大変です。まさに緊張感ありで、豪雪地帯を通過でした。

トンネルを抜けると先ほどまでの豪雪が嘘の様に、群馬は晴れていました。

綺麗な満月が、帰りを迎えてくれました。ほっとします。

雪、雪、雪の出張でした。

 

 

94、土地土地で。

 週末、東海・中部とお客様を訪問させていただいました。

ご訪問させていただきましたお客様におかれましては、お世話になりました。

色々な面でお世話になり、刺激も受けます。

 

さて台風一過、お約束の晴天と、天候に恵まれた。

当初は台風に向かって出発するのかと気が引けたが、気持ちの良い一日だった。

圏央道が鶴ヶ島から、厚木まで繋がったので、格段にアクセスが良くなった。

都内を通らずに、東名までつながったのだから、50分以上の短縮だ。

こんなに利便性がよくなる日が来るとは。 会社から平塚位までなら、

一時間半程だろうか。便利になったものだ。

浜名湖を横目に、愛知・滋賀と急ぎ足だ。

一月に新幹線から見ていた浜名湖とは、色が違う。夏色だ。

夜は岐阜市内に宿泊した。

名鉄岐阜駅近く、宿泊したホテルのすぐ横に中華「スガキヤ」の路面店があった。

まさに中部に来てるなと実感。名古屋・岐阜は「スガキヤ」文化圏。

関東人の私が、「スガキヤ」を知っているのは、子供の頃、桐生と伊勢崎には

田原屋というデパートがあり、そこのフードコートに出品していたのが

「スガキヤ」と言うわけ。だから馴染みがあるのだ。

豚骨醤油のスープ。魚粉。先割れスプーン。

今食べても抜群に美味しいラーメンでもない。

でも食べてみたくなる。まさしくソウルフードだ。

「sugakiya」  http://www.sugakico.co.jp/

 

大垣・関ヶ原と回り、伊吹を初めて訪れた。

いつも思うが、初めての土地は興味深い。

日本は広い。知らないことも沢山ある。

その土地土地で、知恵を絞り、気候に順応し、暮らしていく。

人間の知恵には頭が下がる。

 

今回の家族への手土産です。

〇長寿もち  http://www.kashin-ohsuga.com/item03.html

この柔らかさ。餡子の量。絶妙。

お土産に美味いものなしというが、土地土地で隠れた美味いお土産はあるものだ。

〇安永餅 http://www.nagamochiyarouho.co.jp/

桑名名物だ。前にも紹介したかもしれない。伊勢の「赤福餅」よりも

表面に焼きがあり、香ばしさりで餡もほどよい安永餅のほうが、好きな方も多いかな。

餅ばかりだ。 餡子が食べられなかった頃が嘘のようだ。

味覚は変わる。

 

93、味来

 『 味来~みらい~ 』 と聞いてわかる人は、トウモロコシ好きですね。

甘味が強く、人気のあるスイートコーンです。

他のとうもろこしと比べても糖度が高く、平均糖度はなんと12度以上です。

フルーツのような甘さは一度食べたら忘れられないとうもろこしです。

この味来、今まさにシーズンに突入です。

梅雨の最中、6月の下旬の声を聞くと、落ち着きません。

味来が呼んでます。

最近は好んで、とうもろこしや枝豆やそらまめ等のものを食べる。

年齢のせいか、あっさりしたものを欲しているのか。

 さあ食べたくなったでしょう。

近辺では、埼玉北部、樺沢や岡部が産地です。

この時期、埼玉県の『岡部道の駅』は味来を求めるお客様でごった返します。

それほど味来を一度食べた人は惹きつけられます。

あの甘さ、ジューシーさ、まさにチャンピオンなのです。

 

そしていよいよ群馬も麦刈りが終わり、田植えの最中です。

水を張った田んぼは光り、この時期ならではの水の国になります。

水面はまさに写し鏡で、絶景です。

しかし群馬は晴天率が高いです。

夜は、雷や抜けるような豪雨ですが、

日中の群馬南部は、ピンスポットでこの近辺だけは快晴なのです。

晴れの神様が住んでいるかの様に、ここだけは晴れている時が多いのです。

梅雨の晴れ間の青空とあじさい、梅雨もまた楽しです。

 

87、新緑の山形へ。

 週末、山形・福島へ訪問させていただきました。

お邪魔させていただきましたお客様におかれましては、お世話になりました。

金曜日、不安定な天候の中、新緑の南山形を訪れました。

気温は12度前後、肌寒いというより寒いです。

しかし、新緑の芽吹きは美しいです。

午後には庄内地域を訪れました。

月山は残雪を抱き、水に恵まれた地域だと実感です。

この地域、地の利はよくありませんが、ポテンシャルは高いです。

夜は山形市内に戻り宿泊です。

夜も8時を過ぎると繁華街も暗くなり、人通りも少なくなりました。

寂しい限りです。一昨年の秋田市もそうでしたが、

今、東北地方は仙台以外は残念ながら元気がありません。

どの土地もよい所ですので、是非たくさんの方に訪れていただけるといいですね。

 

二日目は天童をMRして、米沢・喜多方・会津へと入りました。

昼食は以前も一度立ち寄らせていただきました

会津ソースかつ丼の名店

 十文字屋   福島県会津若松市河東町郡山字村東15-3 

名物の磐梯かつ丼 1200円 

この分厚さ、壮観です。

しかも、この厚さでも固くなく、柔らかいのです。 

私は1枚残しました。ボリューム満点です。

個人的ソースかつ丼ランキング。

桐生〉新潟〉福井〉会津〉駒ケ根の順番でしょうか。

(個人的見解です。ごめんなさい。)

どこも美味しいのは間違いないです。                                

会津地方、田んぼに水が入り始め、田植えも近そうです。

磐梯山はご機嫌ななめで、顔を見せていただけませんでした。

山形・会津と水に恵まれた地域です。

『水と緑の国』 だなとつくづく感じた出張でした。