99、すごい雨と風、変な夏だ。

連日の異常気象。

広島の土砂崩れ。福岡や北海道の記録的な大雨。

昨晩は伊勢崎でもバケツをひっくり返した様な大雨とひどい風。

近年の夏。かなりおかしい。

地球が人間に怒っている。そんな気がしてならない。

 

そして今日は、朝から子供のPTA行事、『親子草むしり』に参加です。

暑い中、朝から庭の草むしりと校庭の石拾い。

大勢の児童、保護者の皆様・先生方にご参加いただき、綺麗になりました。

この場をかりて感謝します。ありがとうございました。

 

さて少し手元の本を3冊ご紹介します。

● 『西の魔女が死んだ』 梨木果歩  新潮文庫

梨木さんの作品は誰かの血となり肉となる。そんな梨木さんですが、お総菜やさんになりたいとか。

何かが目覚めるかも。

 『ツナグ』  辻村深月  新潮文庫

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという 「使者(ツナグ)」

このフレーズだけ聞いても心に染み入る感じがしませんか。

● 『毎日の大人服』 主婦と生活社

西宮のセレクトショップ『パーマネントエイジ』のオーナー、林ご夫妻の提案するおしゃれについて。

いたって普段使いの服や物ですが、非常にいい感じでおしゃれです。

ベーシックな中にもセンスが光ります。

こんな素敵な年のとりかたに憧れますね。

おしゃれさんには超おすすめです。

 

 

そして、この間のテレビで、神田沙也加が言い事言っていた。

『勝ち負けの差は執念の差』 『信じ続ける事、努力し続ける事が大事』 だと

若いのにしっかりしている。勝負してる。逃げてない。

素敵な事を言うね。

 

98、暑中見舞い。

 連日の酷暑の中、一通の絵葉書が舞い込んだ。

聞くと、息子のクラスの子供たちに、担任の先生が出した暑中見舞いの絵手紙との事。

決して上手い絵でも、きれいな字でもないが味がある。(先生ごめんなさい。)

少なくとも私の心には十分響いた。

絵には、成熟前のトマトが絵描かれ、『 これから熟す 』と書き添えられている。

見たままを、そのまま切り取り、絵にしたのか、

それとも子供の未完から成熟への味来を願い、絵手紙を書いたのかは定かでないが、

『これから熟す』 よいフレーズだ。

子供達はまさに青いトマト。

青臭く固く、まずくて食べられい程未熟だが、強い生命力と未来がある。

私たち大人は、知恵や経験があり、熟れていて実に美味い。

但し、未来や時間は少ない。

私たち大人は、経験や知恵を次世代に授け、繫いでいく使命がある。

子供達が、どんな風に熟し、完熟していくのか楽しみで仕方がない。

 

 

97、いつまで一緒に。

 先日、小学生の息子、次男と三男と長野県の霧ヶ峰にトレッキングに出掛けた。

快晴の中、涼風走る高原をゆっくりと歩いてきた。

標高が高くなると、空の青さはひときわ引き立つ。

宇宙に吸い込まれそうなスカイブルー。この青さを感じに山旅をしようという感じもある。

霧ヶ峰の最高峰、車山山頂は、ロープウェイで上がって来る人たちも多いため、

観光の方も含めてごった返している。

それでも360°の大パノラマからは、蓼科山から八ヶ岳、甲斐駒の南アルプス。

富士山や中央アルプスは残念ながら顔を隠していたが、

浅間山や秩父の連山まで見渡せた。

 

下山中、どんどん下りていく子供達を見ていて、手が離れていくなと痛感した。

すでに高校生の娘や、中学生の息子は自分の価値観や信念をもち、

自分のライフスタイルを作りつつある。

親と一緒にいるのが、うざくなるのは当然だ。大きくなった証拠。

ただ寂しくなるのも、これまた事実。うれしさ反面、せつなさ反面。

いつまで一緒に歩いてくれるのかな。

 

帰りは松本に立ち寄り、松本城を見学してきた。

先日テレビでお城の特番を放送していたので、子供達はお城に興味深々。

足軽目線で城を見るぞと意気込んでいた。

考えれば、これまでにもプライベートや出張先で、

北は弘前城から、仙台青葉城、小田原城、高田城、静岡駿府城、浜松城、掛川城、

岡崎城、犬山城、岐阜城、名護屋城、大阪城と何故かたくさん城を見てきた。

威厳や風格に惹かれるのか。日本人だなと感じる瞬間だ。

子供達は自分のDSでお城撮影会。よい構図を探し、シャッターを切る。

お濠に突き出す、月見槍は、まさにお月見をするのに開放的で、風情満点。

心地よい風が通り、こんな場所で月を愛で、一献酒を酌み交わしたいものだ。

子供達と酒を飲める日が来る事を夢見て。

 

96、悲しいほどお天気。

 梅雨明け10日は、日中の雨がない。

例年通りの恐ろしい暑さが続いた。

台風や豪雨などで、また変な夏を感じたが、今年も暑い夏が来た。

携帯の防災速報が連日鳴り響く。酷暑のマークが突き刺さる。

伊勢崎市は言わずとしれた酷暑地帯。近隣の館林市は連日の暑さ日本一。

39℃も観測するやっかいさだ。

熱中症予想は、日に3回出る。 警戒・厳重警戒・危険の3段階だ。

運動は原則禁止。水分を十分に補給する事。 この速報が毎日。外は熱風。

さらに雨の日は一転、大雨予想の豪雨速報ばかり。

どうなってしまったのだろうか。日本の夏は。

 

悲しいかな、ミスもあった。

失敗は誰にでもある。但し次に起こさない。

失敗を最小限に、未然に防ぐのがプロだと思う。

前にも言ったかもしれない。

クレームはお客様の率直な声だ。

困っているから早く解決して欲しいという事。

お客様は困っている。困っているから早く対応する。当然だ。

クレーム=怒りではなく、対応が悪いからお叱りを受ける。だから怒らせてしまう。

すべてこちらが、悪いのだ。

きちんと向き合い、対応する。これしかない。

しかし、しょうがないとか、あれが悪いとか、これが駄目だと言い訳をする。

逃げる事を選択する。

駄目であれば、他でカバーすればいいという類の話ではない。

今きちんと向き合えない奴が、これからも出来るはずがない。

大事な事を先送り、逃げる。

今を大事に出来ない奴に未来はない。

悲しい限りだ。心苦しい。申し訳ない。

向き合う。誠実に。大事に。

心はどんよりしているが、外は 『悲しいほどお天気』 だ。