78、雪の爪痕と情報の活用。

 県内でも大雪の被害が甚大だ。

農作物も、ビニールハウスが8割近く倒壊という。 未曾有の大惨事だ。

まだ全体の被害状況もつかめない。現時点で140億と言われているが、

これからどれだけ増えるのか、図り知れない。

県の農災条例の適用のレベルではなく、国の支援レベルの話になりそうです。

 

今回の伊勢崎の雪はかなり深く、対応が大変です。

道の脇には、まだ雪が高く積まれています。

伊勢崎より東は、雪も少ないですが、西側はとんでもない雪量です。

東京の奥多摩地域、埼玉の秩父地域、群馬の県西、長野県東部、山梨全域は、

被害が甚大で、ライフラインが寸断し、医療や生活にも被害が及んでいる。

 

こんな中でも、的確に状況をとらえて、情報を発信している人もいる。

記録的な大雪に対処するために長野県佐久市の市長が行った、

ツイッターの活用法が「すごい」とネットで称賛されている。

ツイッターで集めた写真などから被害状況を確認して指示を出し、

市の対応状況についても逐一報告した。

市民に情報提供を呼びかけ、

「浅間病院前、東はトラック立ち往生のため、動きません」といった

具体的な情報が次々に寄せられた。

現地の道路の状況を伝える写真も多数添付されていた。

「緊急状況時はこうあるべきだ」というお手本の様だ。

我が社の固定電話も大雪の影響で断線し、不通となっつたが、

情報発信するツールはいくらでもあるものだ。頭が下がる。

 

77、お知らせ。

 会社の電話回線が、大雪の影響で不通となっておりましたが、

本日、17日(月曜日)夕方、復旧致しました。

ご迷惑をおかけしました。

通常業務にて営業しております。

雪もだいぶとけて、会社前の道路は支障ありません。

宜しくお願い致します。

 

昨日は、あちこちで車がスタックしていました。

交差点の真ん中で、車が乗り捨てられている状況です。

コンビニの食料品も、棚からなくなる始末。

ライフラインを絶たれると、どうして人間はこれほど弱いのか。

品薄の棚を見た時に、震災後の状況が思い浮かびました。

学習していませんね。人は。

 

76、手も足もでません。

 昨日の夕方から午前中、降り続いた雪は記録的な豪雪となりました。

前橋気象台の統計が残る明治29年以降の観測以来、

118年間で最も多くなり、一番の記録的な大雪となりました。

前橋市の朝が73センチ、伊勢崎も70センチです。

鉄道各線が運転取り止め、各高速道路も通行止めです。

雪国の方には笑われますが、完全に機能麻痺です。

除雪車も入らず、車は走れません。

仕事も急きょ、お休みです。

こうなると車社会の群馬ですので、まったく手も足もでません。

営業車も雪に埋もれています。

一日で1mも積もると毎日雪かきをしてからの出勤だとよく聞いていましたが、

これほどかと驚いています。

自然の前では、人間は非力です。手も足も出ません。

 

午後は雪かきをしました。

無心で雪をかき出していると、昨日読んでいた

『幸せになる生き方、働き方』 塚越寛 PHP文庫

  の一説が重い思い浮かびました。

「私(自分)なりに努力しました。」という言葉をよく耳にします。

「私なり」にという言葉が、必ずしも世間に認められるとは限りません。

その人なりの努力としては、大変な努力だったのかもしれません。

しかし、それ以上の事をしている人から見れば、

まったくの「努力不足」に見えるはずです。

つまり努力したかどうかを「自分のなりのものさし」しではかっても

ほとんど意味はないのです。自分の基準ではなく、ほかの大勢の人が認めて、

初めてすごいといわれる時位しか、本当に努力をしたとはいえないのかもしれません。

 

~緊急なお知らせ~

会社の電話回線が雪の影響で、不通です。

ご迷惑をお掛けし申し訳ありません。

各営業の携帯へお願いいたします。

 

 

75、記録的豪雪と思い込み。

 説明は要らないと思う。8日の深夜から降り続いた雪は、

日中も降り続き、記録的豪雪となった。

実に45年ぶり、首都圏で27センチ、伊勢崎でも30センチの大雪です。

朝方は4~5センチでしたので、なめてました。

昼から雪が降り続き、降る事降る事。

1日にして雪国に変身です。

雪が音をかき消し、景色を明るくし、聖夜の誕生です。

『犬は喜び、庭駆けまわり (^^♪ 』  歌詞の通りですね。うちの犬は。

翌朝、雪も止み、快晴です。

ここはどこなの?と言いたくなる雪景色です。

こんなスッキリした空のように物事を進めたいものですが、

そう上手くはいきません。

 

人は物事を見るときに、思い込みでしか見ません。

こうだ。これだ。こうなるであろう。  決めつけは一番の敵です。

答えを探すには、『今何をすべきか。何を求められているのか。

どう動けばいいのか。』  そういう発想が大事です。

決めつけは怖いです。どうせ無理だと思い込み、心や行動にブレーキをかける。

これは無理だと決めつけていると、「自分には出来ない」と思い込みます。

そう思っている人は、何も手に入れる事はできません。

やれば出来る。自分の力で努力しなければいけません。

まずは、思い込み・決めつけをなくす、小さな努力を積み重ねる事しかありません。

壁を破る事が出来るのは、自分だけです。

 

74、雪・再び。

 先日に引き続き、雪が降った。

前述したかもしれないが、伊勢崎はあまり雪が降らない。

というか全然降らない。東京都内や神奈川に初雪が降った時も降らなかった。

それほど雪とは縁遠い。3センチも降れば交通は麻痺する。

昨日の天気予報では、雪⛄。

本日開催予定は前日の段階で、すべて延期か中止。 早い判断。(笑)。

娘の高校の補講。息子のバスケットの新人戦。マラソン大会。会社の業務。

みんな中止。

今も雪が降っている。

 

急なオフ。さて何しよう。

会社の数字に目を通したり、小学校のPTAで頼まれている原稿も書かねば。

知人のレジメも作らないと。、、、忙殺。

昨日、お世話になっている方から、

「忙しいうちが花だよ。」とのお言葉。 

 

ここのところ全然時間が取れなくなってる。夕食も自宅で食べるのは週2くらいか。

引継ぎ時期なので、準備もしなければ。やるべきことは沢山ある。

みんな前に押し出さなければ。

 

録画してあるテレビも見たい。  本も読みたい。

どんな本を読んでるの?と聞かれる事が多いので少し紹介。

今、手元にあって読んでいる本です。

〇『せりふ集』 井上ひさし  新潮社 

井上ひさしの言葉の魔力。笑える。泣ける。

〇『こころのふしぎ なぜ?どうして』 高橋書店  

今話題の本。心にまつわる疑問をわかりやすく解説。この本いい本です。お勧め。

〇『たましいの場所』  早川義夫  ちくま文庫

歌は心を率直に揺り動かす。

〇『楢山節考』  深沢七郎  新潮文庫

深沢七郎、パーソナルは破天荒だが、読み返したくなる作家だ。

〇『人間の縁』  浅田次郎  海竜社

浅田次郎の幸福論。強さと優しさは同居している。

〇『胸の香り』   宮本輝   文春文庫

今思うと宮本作品は、人間の根底の思いが動く作品が多いのだが、若い頃の厳しい時期に、救われた。

宮本輝作品は僕にとっては恩人だ。しかし年を経て、響かなくなっている。残念だ。

〇『とりつくしま』   東直子   ちくま文庫

東直子の詩人としての才能は別格だ。短編集もここちよい。

〇『業政駆ける』   火坂雅志  角川文庫

上州の名君と言えば業政である。僕のなかでは歴史上の人物でベスト5かな。

 

いきなりのオフ。さてどうしよう。

雪は降り続けている。

犬はお外で駆け回る。

 

73、立春の初雪、伊勢詣。

先日、中部・近畿地方を訪問させていただきました。

お客様におかれましては、お時間をいただき、またお心づかい、

ありがとうございました。

暦は立春ですが、伊勢崎は初雪です。

早朝に出発する時は、底冷えの寒さでしたが、雪は降っていません。

関東は午後から雪が降りました。

高速道路を関越から東名へと乗継ぎ、走ります。

久しぶりの第二東名ですが、相変わらず、ゆったりの道幅で走りやすいです。

トンネルも多いですが、気になりません。

静岡での商談が終わり、滋賀へ向かいます。

琵琶湖のほとりのビニールハウス群は圧巻です。

ハウス内もご厚意で視察させていただきました。

全国様々なハウス施設にお邪魔させていただいておりますが、

どこのビニールハウスも、工夫が施され、興味深いです。

いろんな知恵には感心します。

 

昨年同様に、エクステリア商材で伊勢を訪問しました。

草津ジャンクションから、結構な距離です。

 ようやく伊勢市でホテルにチェックインです。

早起きしたので体に応えます。年には勝てません。早々にダウンです。

 

早朝、雪が舞っています。

 

伊勢市にて打ち合わせを済ませ、昨年同様に

伊勢神宮内宮    http://www.isejingu.or.jp/     を参拝しました。

昨年は遷宮でしたので、混雑しておりましたが、今回は平日にもかかわらず、

昨年以上の人手に驚きました。

内宮の石段は、私の自宅の石積み工事でもお世話になりました

藤岡市の(株)ふじしげ  http://www.fujisige.co.jp/index.html  

さんが手掛けた石段です。 何かご縁を感じますね

おはらい町  http://www.ise-kanko.jp/oise/oharai.html   は相変わらずの人混みです。

赤福本店で、ぜんざいをいただきました。甘すぎずお餅も香ばしく、絶妙です。

そして初めての伊勢うどんです。昨年は残念ながらいただけなかったので、

楽しみでした。麺は太目で柔らかさには驚きました。

甘辛い少なめのつゆに絡ませていただく感じです。油そばみたみな絡める感じですね。

麺がやわらかいので、どうかなと思いましたが、意外にも、つゆとマッチし、

なかなかのお味です。日本の麺類は美味しい。色んなうどんがあるものです。

 

田原市に用事がありましたので、高速道路は使わず、

伊勢湾フェリー http://www.isewanferry.co.jp/index.php 

で鳥羽から伊良湖へ向かいます。

フェリーの船内は意外と広く、55分の船旅ですが快適です。

伊勢湾は穏やかで水面も輝き絶景です。

フェリーを降りると、田原市です。

噂にはきいておりましたが、メロン団地とキャベツ畑、日本有数の規模です。

メロンの食べ放題の看板。初めて見ました。(笑)

それにしても日本は広いです。知らない事が多いのには驚かされます。

見聞きほど、身になるものはありません。わからないということを認識する。

生きている感謝が抜け落ちない様に。

「さあ若者よ。旅にでよ」 叫びたくなります。

 

今回、2年連続で伊勢神宮に参拝することとなりました。

何かのご縁か、導きか、人生のタイミングなのか。

江戸時代、伊勢詣でがブームでした。時を経て再びのムーブメントです。

「お陰様」の精神が宿ります。

こちらから頭を下げる。こちらからあいさつをする。

こちらから手を合わせる。こちらから詫びる。こちらから声をかける。

まさにホスピタリティ・思いやりです。