56、チームワーク

ここ数日、残念なミスが続いている。

理由は簡単。やるべきことをやらない。人任せ。責任転嫁という具合だ。

前の会社の上司に教えていただいた話で、印象的な話がある。

『チームワークとは』なんぞやと言う話だ。

チームワークとは仲良しの集団ではないんだ。

一人ひとりが与えられたポジションや仕事で、成果を出す。

個々で責任を果たして、周りに迷惑を掛けない集まりを、

チームワークがいいと言うんだ。

仲良しの集団ではない。自立した人間の集まりをチームワークがあるというんだ。

このように教えていただきました。

まずは周りに迷惑がかからないような仕事と準備をしようと思った事を覚えています。

チームワークの理解出来ない人間は、責任がない。人の責任にする。

いつも逃げる事ばかりを考えて、うそぶいている。

嘘を積み重ね、嘘の鎧をまとい、実に本音がない。

自分の対面や周りにどう見られるかという事ばかり気にしている。

小さいくせに、大きなものにはぶらさがり・へつらい、自分を大きくみせようとする。

挙句の果ては、この仕事を自分に与えた周りが悪いと開き直る始末。

自分だけがよければ周りの苦労は関係ないのか。

〇〇に付ける薬はない。内容がない。

うちの社員にはこういう輩は必要ない。

誠実に取り組み、成果を出す。

きちんと頑張った人が報われないと意味がない。

利己主義な奴、私はよう好かん。

 

55、春の松本

先日、長野県松本市へ野菜の講習に出かけた。

松本は以前から何度も訪れているクラフトの街である。

街並みも美しい。

暮らしの手仕事が生きづいているせいか、農業指導講師の農作業の実践や

段取りも実にしなやかで、無駄がない。

 

空き時間にみんなで松本城に出かけた。

さすがの国宝松本城。

立ち姿が美しい。

北アルプスを借景に荘厳な出で立ちだ。

関東より半月遅れの天候の様だ。ようやくソメイヨシノが花びらを落とした。

散る。生あるものはいつかは終わる。終わりがあるからこそ美しい。

花は散り際こそ、最も美しい。日本人の美学だ。

 

54、春の嵐とモッコウバラ

4月も終盤だが、天気が行ったり来たりだ。

汗ばむほどの暖かさから一転、10度前後の気温に逆戻り。実に15度近くの寒暖差だ。

特に先日は、春の嵐で前が見えぬ程の砂ぼこり。車に砂がばちばち当たった。

前が見えず、あまりにひどい状況だったので、シャッターを切った。

そして、山々には若葉が映え、薄緑に薄化粧し始めた。

本格的に春の訪れを感じる新緑の季節だ。

四月に入り、仕事では年度初めの挨拶や引き継ぎに追われ、

個人的にも小学校や地域の役員の業務と慌ただしい毎日である。

まったく、時間に追われる毎日だ。少し休みたい。

忙しいうちが華であるのはいい事だが、何もせずに眠りたい。山に行きたい。

今年はどうも忙しい一年のようだ。

我家の庭のGWの主役「黄色いモッコウバラのアーチ」が一足早く満開に近づいている。

ここに越してきて16年。15年前に小さな苗木を2本植えた。

今では素晴らしいアーチに生育した。足を止めるに十分なアーチになった。