12、猛暑日

海の日の16日、強い日差しが照りつけ、全国各所で今年一番の暑さになりました。

夏の高気圧が強まり、東北南部から沖縄にかけて気温が上がっています。

関東でも群馬・館林で全国一の暑さ37.6℃となり、高温注意情報も発生し、

各地で、熱中症が多発しました。

梅雨明け前なのに、すでにこの有様です。先が思いやられます。

私の住む伊勢崎市は言わずとしれた全国有数の酷暑地帯です。

前橋・伊勢崎~館林・熊谷にかけては、どこかの地域で全国一位の暑さと、

お天気ニュースを賑合わせます。それほどの酷暑地帯です。

それもその筈なのです。

①この地域は日照時間が長く、内陸ですので、もともと暑くなりやすいのです。

②東京のヒートアイランドの熱を、海からの南風が、川に沿って北へと運びます。東京の排熱が北関東へ流れていると言われてます。

③関東平野を囲む様に、群馬の北・西側と埼玉の西側には、山脈があり、北への空気をブロックしてしまうため熱が溜まります。

これらの要因で、まさに 「熱風の交差点」と呼ばれています。

これから、梅雨もあけると、夏本番ですが、38度前後の気温が、連日続くと、

まさに熱風の連日です。熱い風が街を流れます。

頑張ろう!北関東。

11、上杉謙信の義と理

物事を判断する時、何か物差しを持っていますか。

判断の決め手となるものはなんでしょうか。

直感でしょうか、価値観でしょうか、経験でしょうか、善悪でしょうか?

私の判断材料は、いつもそこに理(り)があるかどうか」です。

判断するのに適切な理由がある(存在する)のか。常に自分に問う様にしています。

物事には全てに理由があります。成功する理由・失敗する理由、存在する理由です。

判断するには、経験や価値観も大きなウエイトを占めますが、

私の判断はとてもシンプルです。

最終判断はそこにやるべき理由があるのか、やるべきでない理由があるのか。

理を理解して判断・行動する。これだけです。

 

私の好きな戦国武将の一人に、上杉謙信がいます。

毘沙門の旗の下、義と理を生涯通し続けた謙信です。

 上杉謙信くらい義理がたく、情に厚い武将は類をみません。

戦国の世にあり、私利私欲は持たず、大義を貫いた名将です。

「敵に塩を送る。」「鉄砲を嫌い、武士の義を貫く」「自分の利益のためには、決して領土

を広げない」などのエピソードは有名です。

現代社会も、謙信の生きた戦国時代と同じぐらい「義」が通用しいない悲しい世です。

毎日、殺人・いじめ・強盗等と理不尽なニュースが横行しています。

不用意な発言で人を傷つけます。私利私欲で人を傷付けます。

つまらぬ政策で人を傷つけます。

だからこそ、現代社会でも「人としての尊厳」を失わないように生きたいですね!

10、エアデールテリア

今日は、、仕事も家庭の用事も全くない完全オフ日です。

朝から子供達はバスケの練習試合に行きましたので、珍しく夫婦二人きりです。

妻はソファでうたた寝し、愛犬もその横でうたた寝です。

朝から、書類の整理や写真の整理しておりましたら、

うちのわんちゃんの小さい頃の写真が出てきました。

名前は『アース』と言います。犬種はエアデールテリアで、2009年3月20日生まれの3歳です。

ちょうど成犬になりましたが、本来やんちゃな犬種ですので、今でも暴れん坊です。

ひとなつっこくて、お茶目なのですが、気に入らない時は向かっていきます。(笑)

家族が帰ってくる時の玄関先での出迎えは、尋常ではありません。

尻尾をびゅんびゅん振り振り、べろべろ・ガブガブ飛びついてきます。

大型犬種ですので、犬の苦手な方は、たじろぐ程ですが、本来ぬいぐるみの様な

かわいいフェイスですので、やさしく接すればやさしく答えます。

また警察犬の犬種でもありますので、番犬としても何度か助けられました。

夜中や留守宅時の不審者や音には、大声で吠え、強烈に立ち向かいます。

この正義感たるや、目を見張ります。

今は、私の山歩きのパートナーとして、まさに我が家の大切な家族です。

『アース、いつも素敵な笑顔をありがとう。』

9、震災を憂う①

今週、出張で長野県へお邪魔いたしました。

佐久市方面から、国道141号を韮崎方面に向かい走っていると、

佐久穂町・メルヘン街道入り口を過ぎた橋辺りにさしかかると、同乗の営業さんから、

『確か、この橋でしたよね』と声を掛けられました。

そうです。約1年3ケ月前この橋の上で、あの未曾有の東北の大震災に遭いました。

この地でも震度4の大きな地震でしたが、その時は事の重大さにまだ気づいておりませ

ん。本社や自宅は大丈夫か?すぐに電話を掛けましたが、なかなか通じません。

高速道路も不通となり、私たちは内山峠を越えて群馬県下仁田へ入りりました。

群馬県の左半分は停電しており、信号機が不通でしたので、大きい交差点は警察官の

方が、手旗で対応しており、徐々に事の大きさに気づきはじめましたが、相変わらず電

話は通じません。

電話が通じると、会社からの報告では、「棚から物は落ちる」「工場の機械は横揺れで

動いしてしまう」など、徐々に全容が見えてきました。

この夜、テレビやラジオからは、信じ難い目を覆いたくなる映像が次々に飛び込んできて

画像はさながら、生き地獄です。

この日から、日本の大きな憂いが始まりました。

東北地方太平洋沖地震の被害に遭われました皆様に、

心よりお見舞いを申し上げると共に、

一日も早い被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

私たちに出来ることは、まず『寄り添う事』です。

この怒りや悲しみはどこへぶつければいいのでしょうか。

この続きはまたの機会に。

8、軸足

両足を揃えたままで、体を前に傾けた時、咄嗟に出る足が利き足・軸足です。

 人間にとって軸足は体を支える大事な支点です。また思考や行動の重点も、

軸足を意味しますね。

仕事で言えば、自分自身の立ち位置を明確にし、どこに重点を定めて、軸足を置くかが

重要になりますね。重心を落とし、軸足にしっかりと体重を乗せ、軸足は動かず・

ぶれずに、次の一歩を確実に踏み出す。

そして踏み出す方向は目標方向です。目標を明確にし、努力の方向性を見い出す。

軸足はぶれていないか、ベクトル(進むべき方向)は間違っていないか、

目標(着地地点)はこれでよいのか、自問自答、悩みはつきません。

この軸足こそが、私のブログのテーマでもある『アンカー』なのです。

7、三味線はソウル(魂)だ。

今月中旬の梅雨の晴れ間に、出張で北東北地方へ行かせていただきました。

訪問させていただきましたお客様におかれましては、大変お世話になりました。

今回は青森市内にも宿泊させていただいたのですが、夜には、お客様に教えていただ

いた郷土料理・津軽民謡に合わせた唄付け伴奏や、合奏を堪能できる

『りんご茶屋』さんをご紹介いただき、伺わせていただきました。

『りんご茶屋』 青森県青森市本町2-4-2

ご当地青森ならではの郷土料理を味わえ、地酒もお手頃価格で楽しめます。生ライブ、

津軽三味線、津軽民謡の老舗です。青森市内へ宿泊の際は是非お勧めです。

今回は、カウンターに座らせていただき、女将さんと楽しくおしゃべりしながら

楽しめました。三味線の生演奏は、何度か聞いた経験がありますが、

今回のライブが一番感動しました。

まさに三味線はソウル(魂)です。心を揺さぶられました。

40歳をすぎてから、日本の音色(三味線・民謡・島唄)に強く惹かれます。

その中でも今回は、三味線の音色や女将さんの心に響く声、板前さんの相撲甚句と、

堪能の生ライブでした。赤ん坊の泣き声の様に真っすぐ一直線に届きます。

素晴らしいです。

年を重ねると、初めての体験が少なくなり、心を揺さぶられる様な経験も少なくなります

ね。切なさや子供の頃の原風景が浮かぶ様です。

また伺いたいですね。さあ皆さんも、みちのくの旅へ。

6、お客様はお客様です。

三波春夫さんといえば『お客様は神様です』というフレーズをすぐに

思い出されるかもしれません。古いですかね。(笑)

『お客様は神様です』とまで言いませんが、『お客様はお客様なのです。』

お客様の要望に応えるために、より良い提案をして、高い価値やサービスを

提供することは当然です。需要に応え、供給させていただいた対価として利益を

頂きます。お客様に代金をいただいて生業を立てているのです。

ですので、要望に出来るだけ応えるのは当然です。綺麗ごとを話しているのでは

ありません。商売とはそういう事だと思います。

三波さんが言っておられた「お客様」とは聴衆・オーディエンスの事ですが、

私たちの対象とするお客様に対しても考え方は変わらないです。

最近よく感じるのは「やってあげている」という感覚です。勘違いも甚だしいです。

「させていただいている」んですから。製造業に多い感覚です。

期待を上回るサービスをお客様に提供する事が大事です。これこそが顧客満足です。

「売っていただいている・買っていただいている」という思いやり。  

お互いwin-winの関係が望ましいです。両者がお互いがよくなる方向を探る。       

今日も感謝し、仕事をさせていただきましょう。

また、今日は野田首相が、消費税増税法案というパンドラの箱を開けました。

この箱が効果的に日本を助ける道標となるのか、箱を開けたら煙に巻かれて

お爺さんになってしまうのか、タイミングは今が適切なのか、こればかりは判りません

が、一人ひとりが注意深く、判断しないと大変な事になりそうです。

5、聞く力

最近、阿川佐和子さんの文庫、「聞く力」が話題になりました。

彼女がインタビュアーとして、ゲストに心を開かせるヒアリングが卓越している事は

周知ですが、相手を理解しようとする姿勢が備わっているのは素敵ですよね。

ですのでお話も楽しいのでしょう。

「聞く力」「聞ける耳」などなど、最近いろんな言い回しで表現されていますが、

端的に言えば、相手の話しを理解する・わかるという事です。

話す側も理解してもらうために、相手に分かりやすく言葉を選び、

話す力(理解していただける様にに話す)が必要になりますが、

最近は相手の話を理解する態度や姿勢が、つとに無いように感じています。 

話を聞く=理解する と言う事ですが、話を聞ける人は少ないです。

馬耳東風とまでは言いませんが、理解しようとする感じを受けない事が多いのです。

ですので、なかなかこちらの意図が伝わらない事が多いです。

聞く耳を持たない人は、自分中心での話ですから、

話をすり合わせて整合性を見出し、答えを導く事は難しいです。

これは、仕事だけではなく普段から感じています。

つまらぬ思いこみやプライドは、耳を塞ぐ一番の要因かもしれません。

聞き上手は話し上手です。

すみません。生意気な口を叩きました。(笑)

4、麦秋

麦の穂が実り、黄金色に光る麦畑の収穫期を麦秋(ばくしゅう)と言います。

梅雨入り前、または梅雨の走りのこの時期、北関東の麦畑は黄金色に光ります。

麦の収穫の秋から名づけられた季節の美しい言葉です。

二毛作のこの地域は麦が終わると田植えが始まります。

この時期の麦畑は、まるで風の動きが見える様にたなびき、黄金色に光輝きます。

初夏の様な、この時期がたまらなく好きです。

この小麦の収穫ゆえに、群馬は粉物文化です。

うどんは昔から、冠婚葬祭には各家庭で振舞われていました。

僕も小さい頃は、うどんを足で踏んで腰を出した記憶があります。

おばあちゃんが、うどんをぶち、延べ棒で伸ばし、うどんを茹でている。

遠い子供の頃の懐かしい記憶です。

東京多摩地域、埼玉西部の武蔵野うどんや群馬のうどんは、

まさしく関東のうどんです。とても美味しいです。

近年、讃岐うどんのお店が増え、その美味しさも分かりますが、

何故か、関東のつゆの濃い、腰のあるうどんが好きなのです。

なので、たまに無性に山田うどんが食べたくなる時があります。(笑)

 

3、製袋機、導入致しました。

今回は会社からの新着情報です。

ツイッターにて先行案内させていただきましたが、

昨日、本社工場にトタニ技研工業㈱様の高速変形サイドウェルド自動製袋機を

導入させていただきました。新規自動製袋機の搬入に伴い、工場内レイアウトも変更し、

移設・搬入と忙しい3日間でした。トタニ技研の担当者様は勿論、移設業者様、

電気工事業者様、大変お世話になりました。

この場をお借りし、御礼申し上げます。ありがとうございました。

私ども千成屋製品の生産性も向上し、ご満足いただける品質と納期対応をする所存で

ございます。

お客様におかれましては、さらなるご用命・ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。